0回視聴から始まった小さな小狐が、本日、初めての絵本になりました。
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「二尾の小狐てnこ」を支えてくださった、すべての皆さまへ
本日、2026年7月24日(金)。
「てnことぽnきち」にとって初めての絵本、
『てnことぽnきち きみのために』
が発売されました。
著者はRiku。
発行は小学館クリエイティブ、発売は小学館です。
今回のために全編描き下ろされた、新しい物語です。
小学館から、正式なプレスリリースも発表していただきました。
【小学館公式プレスリリース】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003775.000013640.html
この日を迎えられたことを、本当にうれしく思います。
そして今、何よりもお伝えしたいのは、これまで「二尾の小狐てnこ」を見つけ、応援し、一緒に育ててくださった皆さまへの感謝です。
今日は、てnこの原点から、今回の絵本が生まれるまでの歩みを振り返らせてください。
てnこの原点は、毎日の占い投稿でした
「二尾の小狐てnこ」が始まったのは、2021年4月です。
てnこは、占いを届けるキャラクターとして誕生しました。
当時はまだTwitterと呼ばれていたXと、YouTubeで、毎日占いを投稿していました。
その頃の動画は、現在も「てnこ」というYouTubeチャンネルに残っています。
【てnこの原点となったYouTubeチャンネル】
https://www.youtube.com/@てnこ/videos
今のてnことぽnきちしか知らない方には、少し意外かもしれません。
最初のてnこは、一人でした。
その日の占いを考え、絵を用意し、言葉を選び、動画にして投稿する。
翌日になれば、また新しい占いを作る。
その繰り返しから、てnこの活動は始まりました。
けれど、最初から多くの方に見ていただけたわけではありません。
再生回数が少ないどころか、0回視聴のまま一日を終えることも、たくさんありました。
時間をかけて作っても、誰にも見てもらえない。
反応も、コメントもない。
それでも、毎日の投稿を続けました。
今日こそ、誰かが見つけてくれるかもしれない。
たった一人でも、てnこの占いを見て、少し楽しい気持ちになってくれるかもしれない。
そんな思いで、一日ずつ積み重ねていきました。
誰にも見てもらえなかった頃の動画も、消してしまいたい過去ではありません。
試行錯誤を重ねていた時間も、0回視聴だった日も、すべてが今のてnこにつながる大切な原点です。
だからこそ、今も、一回の視聴、一つの「いいね!」、一つのコメントを、決して当たり前のものだとは思っていません。
2021年10月、TikTokへ
毎日占いを投稿しながら、もっと多くの方にてnこを知っていただく方法を探していました。
その頃、大きな盛り上がりを見せていたのがTikTokです。
もともとは、若者を中心に、短い動画やダンスを気軽に楽しむ場所として広がったTikTok。
しかし2021年頃には、そこから新しい音楽や言葉、ダンス、商品、人物、キャラクターが次々と発見され、社会全体の流行へとつながるようになっていました。
TikTokは、若者たちの新しい表現や遊びが集まる場所から、社会にトレンドを生み出す大きなプラットフォームへと、急速に進化していたのです。
そこで、2021年10月、てnこの動画をTikTokへ投稿してみました。
すると、それまでなかなか見てもらえなかったてnこの動画に、たくさんの「いいね!」をいただきました。
知らない誰かがてnこを見つけ、かわいいと思い、反応してくださった。
そのことが、本当にうれしかったことを覚えています。
同時に、
「なぜTikTokでは見てもらえたのだろう」
「どのような動画が楽しまれているのだろう」
と考えるようになり、そこからTikTokの研究を始めました。
てnこが踊り、こまいぬが隣に来ました
当時のTikTokでは、同じ曲に合わせて、たくさんの人が同じダンスを踊る動画が流行していました。
一つの音楽と振り付けを通じて、国や言葉の違う人たちがつながっていく。
その新しい文化を見ながら、
「てnこも踊ったら、かわいいのではないか」
と考えました。
こうして、てnこのダンス動画が始まりました。
流行している曲を調べ、どのような動きならてnこらしく見えるのかを考えながら、動画を作り続けました。
けれど、一人で踊っているてnこを見ていると、どこか少し寂しく感じました。
誰かが隣で一緒に踊ってくれたら、もっと楽しくなるのではないか。
そこで登場したのが、こまいぬです。
てnことこまいぬが並び、一緒に踊る。
二人になったことで、動画の中に少しずつ関係性が生まれました。
同じ動きをしたり、お互いを見たり、ときには少し違う動きをしたり。
ただ踊るだけではなく、二人が一緒にいる楽しさが伝わるようになりました。
今につながる「誰かがそばにいる幸せ」は、この頃から少しずつ形になっていったのだと思います。
そして、ぽnきちが登場しました
てnこの世界が広がっていく中で、やがて、ぽnきちが登場しました。
ぽnきちが加わったことで、作品はダンスだけではなく、てnことぽnきちの何気ない日常を描くものへと変化していきました。
一緒にごはんを食べる。
一緒に遊ぶ。
笑ったり、失敗したり、ときには少し寂しくなったりする。
相手を心配し、相手のために一生懸命になる。
二人の間に感情が生まれ、日常が生まれ、そこから物語が生まれていきました。
「二尾の小狐てnこ」には、誰かと戦ったり、世界を救ったりするような、大きな出来事はほとんど起こりません。
私たちが描きたいのは、普段は見過ごしてしまいそうな、小さな幸せです。
誰かがそばにいてくれること。
一緒にごはんを食べられること。
同じものを見て笑えること。
大切な人のことを思い、行動すること。
作品を見てくださった方が、ほんの少し笑顔になったり、心を休めたりできる時間を届けたい。
その思いは、占いを投稿していた頃から、今も変わっていません。
『きみのために』という物語
今回の絵本『てnことぽnきち きみのために』の主人公は、ぽnきちです。
ぽnきちは、大好きなてnこにプレゼントを贈ろうとします。
けれど、何を贈れば、てnこは喜んでくれるのでしょうか。
相手を大切に思えば思うほど、何を選べばよいのか分からなくなることがあります。
けれど、誰かのことを思い浮かべ、
「何をしたら喜んでくれるだろう」
と考えている時間には、すでにたくさんの愛が詰まっているのだと思います。
誰かを大切に思う気持ち。
その人のために、一生懸命に考えること。
普段はなかなか言えない「ありがとう」や「大好き」を伝えること。
この絵本が、皆さまにとって、大切な誰かを思い浮かべるきっかけになればうれしいです。
子どもたちにはもちろん、大人の方にも読んでいただきたい一冊です。
Riku先生へ
てnことぽnきちを生み出し、今日まで描き続けてくださったRiku先生。
本当にありがとうございます。
占いを届けていた頃のてnこ。
音楽に合わせて踊るてnこ。
こまいぬと一緒にいるてnこ。
ぽnきちと出会い、日常を過ごすようになったてnこ。
その一つひとつに命を吹き込み、大切に育ててくださったからこそ、今日の作品があります。
一つの短い動画を作るためにも、表からは見えない多くの時間と試行錯誤があります。
何を描くのか。
どのように動かすのか。
どの表情なら、てnことぽnきちの気持ちが伝わるのか。
今回の絵本も、物語を考え、話し合い、描き、何度も確認と修正を重ねながら完成しました。
てnことぽnきちらしい一冊を描き上げてくださったことに、心から感謝しています。
Riku先生と出会い、てnことぽnきちを一緒に育てられていることは、私にとって大きな幸せです。
本という世界へ導いてくださった皆さまへ
2025年には、KADOKAWAより初めての書籍、
『てnことぽnきち ぷにぷに日和』
を出版していただきました。
SNSの中で動いていた二人が一冊の本になり、全国の書店に並んだ経験が、今回の絵本へと続く大切な道になりました。
KADOKAWAの皆さま。
作品と真摯に向き合い、初めての書籍を一緒に作ってくださった重藤さん。
本当にありがとうございます。
そして今回、
『てnことぽnきち きみのために』
を一冊の絵本として世の中へ送り出してくださった、小学館クリエイティブの田辺さん。
企画の段階から作品に向き合い、てnことぽnきちらしさを大切にしながら、この絵本を形にしてくださいました。
何度も丁寧に言葉を交わし、一緒に考え、完成まで導いてくださったことに、心から感謝しています。
また、小学館クリエイティブ、小学館の皆さまをはじめ、企画、編集、デザイン、印刷、製本、営業、宣伝、流通など、この一冊に携わってくださったすべての皆さま。
そして、店頭で絵本を読者の皆さまへ届けてくださっている、全国の書店員の皆さま。
この作品を信じ、一冊の絵本として送り出してくださったことに、心より感謝申し上げます。
応援してくださったすべての皆さまへ
投稿を見つけてくださった方。
「いいね!」やコメントをくださった方。
何度も作品を見てくださった方。
ご家族やお友達に紹介してくださった方。
日本だけでなく、海外から応援してくださった方。
イベントへ会いに来てくださった方。
グッズや本を手に取ってくださった方。
お手紙やメッセージを送ってくださった方。
一緒に仕事をしてくださった企業やクリエイターの皆さま。
商品を作り、販売し、届けてくださった皆さま。
そして、私たちの活動を近くで支えてくれている家族。
皆さまとの出会いと応援がなければ、今日という日はありませんでした。
すべてのお名前を書くことはできませんが、いただいた一つひとつのご縁を、私たちは大切に覚えています。
本当にありがとうございます。
今日から、また新しい一歩を
2021年4月、毎日の占い投稿から始まった、てnこ。
0回視聴の日々を経て、TikTokで見つけていただき、ダンスを始めました。
こまいぬが隣に加わり、やがて、ぽnきちが登場しました。
そこから生まれた物語が、本日、一冊の絵本になりました。
最初から、ここまでの道が見えていたわけではありません。
投稿し、考え、学び、また作る。
その繰り返しの中で、皆さまからいただいた反応に背中を押していただきながら、一歩ずつ進んできました。
今回の発売も、終着点ではなく、これから先へ進んでいくための大切な一歩です。
『てnことぽnきち きみのために』が、たくさんの方の手に届き、長く大切にしていただける絵本になりますように。
そして、てnことぽnきちが、これからも皆さまの日常に寄り添い、小さな幸せを届けられる存在でありますように。
これまで出会ってくださった、すべての皆さまへ。
心からの感謝を込めて。
本当にありがとうございます。
これからも「二尾の小狐てnこ」を、どうぞよろしくお願いいたします。
てnこの保護者より🦊🦊⛩️🐶